みなさまこんにちは、加賀田です。本日は興味深い記事を見つけたのでご報告いたします。
asahi.comから。『激化するブラウザー競争(上)』という記事が出ております。ブラウザはパソコンにプリインストールされているものばかりじゃないんだよということをWeb業界の外にいる一般の方々に向けて説くという、個人的には非常に好感を持てる趣向の記事です。「ブラウザー」と長音符が入っているあたり、気合の入り方が専門サイトとは違いますね(?)。引用します。
例えば「動作が遅い」という不満があるならグーグルが配布する「クローム」を、カスタマイズに不満がある場合にはモジラ・ファウンデーションの「ファイアーフォックス」を使う、という選択肢があります。
というふうに、ブラウザにも実はいろいろ種類があるんですよということをまず述べています。そうそう、大事なことです。
そして、新興のブラウザが近年現れている背景のひとつにWebアプリの高度化があると解説されます。
昔のウェブサイトに表示されていたのは、テキストや静止画などの情報が中心でした。しかし現在は、地図を画面上で自在に操作できる地図サービスなど、ブラウザー上でアプリケーションソフトのように動くサービスが急激に増えています。こうした「ウェブアプリ」と呼ばれるサービスをより素早く、より快適に使えるようにというニーズが増えています。
グーグルが「クローム」を発表したのは、このようなニーズを満たすためです。同社はたくさんのウェブアプリを提供しており、その利用者を増やすには、自ら「ウェブアプリに最適なブラウザー」をつくる必要があると考えたわけです。
ただ、記事を読んでちょっと気になったこと。
しかしIEには、動作が遅かったり、カスタマイズ(機能や見た目をユーザーの使い勝手がいいように変更すること)がしにくかったりと、不満の声が多いのも事実です。
…はい、たしかに多いんですが、実はこういう声ってWeb屋さんとかWeb系IT屋さんからは上がっていても、そうではない一般のユーザからはあんまり上がってないような…。弊社のクライアント企業様各社もオフィスではほとんどがIE6を利用されているように見受けられます。また個人ユーザでも、ブラウザにこだわってる人にはあまり出会ったことがないです…。
そもそも、記事の書き出しからして
ウェブブラウザーは最も身近なアプリケーションソフト。
と言い切ってしまっていますが、世間の多くの人は「ウェブブラウザーって何?」という認識でいるように思われます(ふだんから「ウェブブラウザー」を利用してる人でも!)。山口の以前の記事にも同じような話がありました。
「インターネットする」人たちや「インターネットを見る」人たちにブラウザの乗換えを促すという取り組みの前途は多難ですね…。しかし有意義な挑戦であると思います!期待しています!
というわけでこの記事、後編が掲載されるようなので楽しみに見守りたいと思います。