老舗書店の目指すデジタルとリアルのハイブリッド化を叶える

クライアント
株式会社 三省堂書店
プロジェクト
ネット戦略プロジェクト
カテゴリー
小売業
対象URL
http://www.books-sanseido.co.jp/

実店舗に足を運んでもらうために、ネットを活用したい。

とはいえ、具体的にどんなことができるのか、最初は漠とした理想だけが先行してしまう。
往々にして、提供者側がユーザーに十分なサービスを提供している「つもり」であっても、実際に使う側の要求には届いていないことがある。

今回のプロジェクトで当初、書店側から提示された課題は、コーポレートサイトのリニューアルだった。旧サイトは8年前に構築したもので、時流からずれている。スマートフォンやSNSに対応していないことだけが問題ではない。ビー・オー・スタジオは【サービスの連携】も含め、本を探しているユーザーの行動を調査。さらに、現状サイトの問題点と、彼らのニーズの洗い出しをはじめた。

ビー・オー・スタジオが提案したのは、スマートフォン・アプリとの連携だけではなく、スマートフォンからスムーズに書籍検索・店舗誘導と予約が可能な機能の実装と、新しいファンの獲得だった。

株式会社 三省堂書店

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ネット事業リニューアルプロジェクトの発足

2015年暮れに、三省堂書店は池袋本店をオープンすることになった。これを機に「次世代ネット事業」のプロジェクトがスタート。

その「次世代ネット事業」とはいったい何なのか。

端的に言えばリアルとバーチャルの融合。池袋本店で行われるユーザー参加型イベントやサイン会などがリアルだとすれば、バーチャルは本や本にまつわるイベントの情報発信を核とするコミュニケーションメディア。さらに三省堂書店で特定の雑誌書籍を購入すると、デジタル版も入手できるというメリットもネットで広くアナウンスする。他に、店舗ごとに特色をうちだせるよう「店舗ブログ」を設け、店員自らが更新できる仕組みを加えた。

目指したのは「本が読みたい」を刺激するメディア

ビー・オー・スタジオは、コーポレートサイトの構築と同時に、既存のスマホアプリ、そして会員向けサービス「クラブ三省堂」との連携を念頭に置き、事業そのものを総合的に調査・分析を行った。サイトに訪れるユーザーの動き、購買にいたるまでの行動をシミュレーション シナリオとして落とし込み、そのシナリオ内で必要となる機能やサービスを視覚的にプロットして、実装する要素に加えていく。そこから導かれた結論は次の3つ。これらには、「読書」自体を盛り上げていく効果もあるものと確信している。

◎いつでもどこでも本が探せる。(デバイスやOSを問わずに検索)
◎リアルなイベント情報の提供。(ユーザーが参加できる)
◎各店舗のファンを獲得。(ブログ、独自情報の掲載)

訪問者にリアルな情報を伝え、店舗に誘導。

今回の改訂で、店舗ごとの新着情報をユーザーに受け取れるようにしている。またスマートフォンからも書籍購入プロセス支援を目的に、実用的な書籍検索機能を装備している。

コーポレートサイトは、店舗毎のイベント情報やおすすめ本の紹介などをスピーディに行うためのブログ機能を実装している。同時に、「クラブ三省堂」との円滑な連携を視野に入れ、今後はポイントサービスの拡大と充実を予定している。

コーポレートサイトは、さらなる使いやすさの向上を目的に、微妙な調整とメンテナンスを続けていく。すなわちブラウザやデバイスの進化に合わせ、都度機能追加や改修を行って、ユーザーには操作しやすいサイトを、クライアントには利用価値のあるサービスの提供を心掛け、運営していく。